Project Fukushima! 上映会 @UBC

去る1月21日、バンクーバーの UBC (ブリティッシュコロンビア大学)の Asian Center にて The Nuclear Village とProject Fukushima! の上映会が行われました。後者の北米での上映会にボランティアメンバーとして名を連ねているので簡単にレポートを書いておきます。

ドキュメンタリー映画「Project Fukushima!」は、2011年3月11日の震災から5ヶ月後に行われた音楽フェスのドキュメンタリーです。原発事故によって Fukushima という言葉についてしまったネガティブなイメージをどうしたら払拭できるかという答えの一つとして、福島出身のミュージシャン大友良英さん、遠藤ミチロウさん、詩人の和合亮一さんらが中心となって企画されました。

Project Fukushima! Screening in North America は、ボランティアにより既にワシントン州のシアトル、ベルビューで行われていて、カナダでは今回が初めての上映となりました。俺はメンバーに名を連ねているものの、バナー作ったかな?ってくらいで例によって殆ど何もしていません(すみません)が、主にシアトル在住のメンバーと奥様が精力的に活動してくれています。

上映会をバンクーバーで行うきっかけとなったのは、2012年のバンクーバーでの大友良英さん、鈴木昭男さん、吉増剛造さんのライブです。上述のシアトルのメンバーも来ていたので初めてお会いして、後に上映会の企画を伺い、準備を進めてきました。

今回のバンクーバーでの上映会は、UBC を卒業した友人の日本語の先生と奥様が東北地方の被災者の方々へメッセージビデオを送ろうというプロジェクトを通じて知り合い、上映会の開催を先生に相談したところ、快諾頂き実現しました。最初は Vancouver New Music という大友さんらのライブを企画した団体に知り合いがいるのでそこに働きかけてみるかとか、ローカルの映画館(名画座みたいなところ)を借りるかなどのアイデアもあったのですが、震災を取り扱っているということもあり大学というアカデミックな場で実現できて好かったと思います。

開演前の様子です。60人くらいの方が参加してくれました。

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はじまるよ〜

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奥様が先生に紹介頂きスピーチが始まるところです。

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同時上映の The Nuclear Village は福島第一原発の隣村で生まれ育った原発作業員を追った短編ドキュメンタリーで、この先どうなってしまうんだろうという閉塞感にさいなまれる一方、Project Fukushima! でも厳しい現実を直視せざるを得ないのは当然として、その中でサブタイトルとなっている「未来はわたしたちの手で」とあるように未来をどのように作っていくか、音楽にできることは何かと希望を与えてくれる気がして、バランスの好い上映会だったのではないかと思います。震災の時には既に日本にいなかったこともありどこか対岸の火事のように感じ、時間が経つにつれ関連情報を積極的に集めることもしなくなっていますが、今回改めて Project Fukushima! を見てこの問題にまた向き合っていきたいと思いました。

原発問題に興味が無くても音楽が好きな人なら楽しめるシーンも沢山ありますし、機会があれば是非ご覧頂きたい映画です。上映会に興味ある方おられましたら協力させて頂きたいと思いますので、ご連絡頂ければと思います!

上映会に参加してくれた友人もブログにレポートを書いてくれました。この反射神経、見習いたいです。
「プロジェクトFUKUSHIMA」を見てきました | 虹ぐらし

今回上映した Project Fukushima! ドキュメンタリーは2011年のものですが、現在でもイベントが福島を中心に行われていますので、プロジェクトFUKUSHIMA! のサイトをチェックしてみてください。